期間従業員のデメリット

仕事が単調なので覚えてもスキルにならない

期間従業員の仕事は基本的に工場でのライン作業つまり単調な流れ作業が大半です。大体ほとんどの人が1か月もあれば覚える事が出来ます。覚えるまでの1か月は大変ですが、覚えてしまえばあとは問題なくこなす事が出来ます。仕事は流れ作業が多く同じ作業をひたすら繰り返す為、毎日何時間もやっていると次第に飽きてしまいますし、何より仕事が単調なので時間が経つのが遅く感じてしまうというのがデメリットです。またせっかく身に付けたスキルも他の仕事で活かせるものではないというのもデメリットの1つとして挙げられます。それに履歴書で免許や資格のように書けるものでもない為、転職しようとしてもあまり直接的に役立たないというのも欠点です。

働ける期間が決まっている

期間従業員はあらかじめ同じ職場で働ける期間が決まっています。最長でも35カ月つまり2年11カ月しか働く事が出来ないというのは大きなデメリットです。たとえどんなに真面目に働いても、どんなにその仕事が好きで続けたいと思ってもそれ以上は働けません。何故ならそれ以上の期間になると会社側は正社員として雇わなければならなくなるからです。ただ退職してから半年経てば、また同じ職場で働く事が可能なので、どうしてもその職場で働きたいなら半年待つという方法もありますが、賃金は再び一番安い所からになってしまうので注意が必要です。それに正社員の登用制度を設けている会社も多く、面接と試験を突破出来れば大手会社の正社員になる事も十分可能なので、働ける期間が決まっているからといってそれほど絶望する事もありません。

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